お知らせ

お知らせ

イベント「ねじれた次元の亀裂~悪戯~」開催
2022年10月19日

いつもご利用ありがとうございます。
リネージュMサービスチームです。

2022年10月19日開始のイベント「ねじれた次元の亀裂~悪戯~」についてご案内申し上げます。

■「~悪戯~」ストーリー

「ねじれた次元の亀裂~交換~」前回のストーリーはこちら

「パンドラが交換している箱はまだ残っているか?」
「うーん、まだかなりの量の箱が残っているようですね親分」
「ほう、それは良かったあの箱を全て頂いたら、いくらになるだろうな」
「まだ100億アデナにはなると思います」
「よし、じゃあ次の作戦にうつろう」

話せる島の船着き場の隅で望遠鏡を持ったまま小声で会話をする二人組がいる。山賊の親分とその側で望遠鏡を覗いているのは山賊アーチャーだ。
2人は隙を見てパンドラの交換している「箱」を盗もうと考えて、アデン大陸から話せる島までやってきて偵察をしている。

「隙を見てパンドラに奇襲をかけて捕まえて、箱を全て頂くとするか」
親分の言葉にアーチャーは困惑した表情で返事をする
「親分、あの大量の箱をどうやって持って帰るかという事はおいておきますが、パンドラをどうやって捕まえるんでしょうか?何か良い作戦があるんでしょうか?」
「そうだな、よし別の作戦を考えよう」
親分はパンドラを捕まえる作戦を考えようとしたが、先ほどのディスインテグレートを思いだして別の作戦を考える事にした。
「そうだ!象牙の塔の魔術師を1人雇ってファイアーボールをあの箱に使ってもらい火をつけよう!そしてその混乱の間にあの箱を頂いていくという作戦だ!完璧だろ!!」
「親分、象牙の塔の魔術師を雇うお金がない事を別として彼らが我々のような山賊と契約を結んでくれるでしょうか?」
「さすがだなアーチャーお前を連れてきてよかった、それでは別の作戦を考えよう」

ボスは目を閉じて考えると30秒もたたずに新たな作戦を思いつきアーチャーに伝える
「いいか、あの箱を保管している場所は海岸に近い場所にある。それを利用しよう」
「なるほど、具体的にはどのように利用するのでしょうか?」
「潮の満ち引きを使うんだ、あの箱をおいてある場所まで潮の満ち引きを操作してしまえば箱は流れてくる!そして俺たちがそれを待ち構えて全部頂く寸法よ!」
「なるほど!自然を利用した科学的な作戦ですね、しかしどのように箱の保管場所にまで潮の満ち引きを操作するのでしょうか?」
「決まっているだろ!?象牙の塔の魔術師を雇って連れてき」
「もういいです、少し黙ってください親分」

そんなやり取りをしながら30分は話し合いをしていた2人だが結局良い案も出る事はなく、黄昏の山脈の近くにあるアジトに戻っていった。

その夜、物思いにふける目つきで空の星を見上げていた親分は焚火の前に横になっておもむろに話し出す。
「討伐証明書を偽造する方法はないだろうか?」
「どうでしょう?見てみないと分かりませんが、討伐証明書持っていますか?」
「あるぞ?さっき亀裂に入って3枚位拾ってきた!」
「さすがですね親分、ていうかコレを真面目に集めれば良いんじゃないですか??」
「俺もそう思ったんだけどな、途中誰かが『親分だ!!』とか叫びながら弓で攻撃してくるし大量に周りのやつも襲ってくるし急いで帰還してきたんだよ」
「それは、苦労しますね・・・」
「だよな、あいつらいっつも仲間を呼んで襲ってくるからズルいんだよな、タイマンなら負けないのに」
「イミュントゥハームとかズルいだろ・・・」とかブツブツ続く疲れたような親分の声を聴きながら、討伐証明書を広げてチェックしていたアーチャーは親分に返事をする
「親分、これは偽造は難しいですね特別な魔法がかかっています」
「さすがだなパンドラ・・・俺様の計略をここまで読んで対策をしていたか・・・」
「いや、普通にこれ位の備えはするでしょう・・・」

その時。あたり一帯を囲うような黒い煙が出現し、その煙は2人の背後に集まり人の形をしていく。
親分とアーチャーは後ろを振り返ると、驚きのあまり声を失った。

「おい、起きろよ」
「うーん・・・親分偽造は難しいですよ・・・」
「さすが、パンドラ・・・俺様の計略を」
「寝言はいいからいい加減目を覚ませ!」

親分とアーチャーが気が付いて驚きながら背後を確認すると、そこにはドッペルゲンガーボスが座っていた。
「大丈夫だ、今はお前らに危害を加える気が無いから安心しろ」
そういいながら、片手をあげて首をふりながらこう言いだした
「しかし、俺が背後に来ただけでビックリして気絶するとか山賊のくせに気が小さいなお前ら」
「普通は後ろに急に出てきたら気絶するだろ!」
「いや、いつも俺はそうしてるがお前らだけだぞ気絶までしたのは?」

親分とアーチャーは何も言えず黙るが、このままでは相手に圧倒されるだけだと思い話しを変える事にした。
「ところで、あなたは誰でしょうか?」 焚火を囲むように山賊の親分、山賊アーチャー、ドッペルゲンガーボスが座りなおすとドッペルゲンガーボスが話をしだしそれを親分とアーチャーは聞いていたが 話が長かったので要約をするとこういう事であった。

「ドッペルゲンガーボスの俺に許可もなく、いつもドッペルゲンガーの修練場とか勝手に作って使うのが許せない」
親分とアーチャーは続けてドッペルゲンガーボスの提案をしてきた内容を真剣に聞いている。
「なので、俺はあの次元の亀裂に自分の分身を作り俺の分身を倒した冒険者のやつらに偽造した討伐証明書をバラ撒いてやろうと考えた」
「なるほど!さすがガラスの森の王の考えだな素晴らしい!」
「親分、ガラスじゃなくて鏡の森です」
「と、とにかくドッペルゲンガーボスの力を使えば討伐証明書の偽造も出来るという事だな?」
「その通りだ、俺の力を使えば討伐証明書の分身を作る事なんか簡単だ」
ドッペルゲンガーボスの驚異的な能力が明かされた瞬間であった。

偽造した討伐証明書に気づいたパンドラとケプリシャが悔しがる姿を想像していい気分になったドッペルゲンガーボスは続けて話を続ける。
「そういう事で、簡単に言うと俺の分身の中に偽造した討伐証明書の分身を大量に入れてばら撒いてやるっていう作戦だ」
ドッペルゲンガーボスから聞いた親分は関心して返事をする
「さすがだなドッペルゲンガーボス、俺もそこまでは考えることは出来なかった見事な作戦だ!すると1回で5000万枚くらいばら撒くようにしないか?そしたらあいつらは慌てるだろ」
「それはさすがに不可能だ、分身を作りその中に討伐証明書の分身を入れるという作業は簡単ではない作業の為多くの力を使う事になる」
「そうか、ドッペルゲンガーボス凄いな不可能な事を認めるという事は大事だ俺の若いころのような冷静な判断だ」
「親分もう黙りません?」
アーチャーの疲れたような声が響きながら夜は更けていく。

そして、作戦実行当日
次元の亀裂の前に立つ3人?の姿があった。
「準備は出来たかアーチャー?」
「はい、準備万端です親分問題ありません」
「よし、いけ!ドッペルゲンガーボス出撃だ!」

山賊の親分の言う事は特に気にすることもなく、ドッペルゲンガーボスは次元の亀裂の真ん中に行き両腕を伸ばすと周りに黒い煙が広がり、徐々にその黒い煙は真ん中に集まり人の形をしていく。
そして、山賊の親分の分身が出来上がるの見てハッとした山脈アーチャーはとっさに顔を手で覆い隠すが間に合わず続いて山賊アーチャーの分身とドッペルゲンガーの分身が出来上がった。
「これが俺の力だ、少なくても6体~最大18体までは同時に作ろうと思えばできる」
「さすがだなドッペルゲンガーボス、ここまで完璧にカッコいい俺の分身を作るとは」
「あの、親分これ誰の仕業か一発でバレますよね?」

山賊アーチャーはこの分身を見たパンドラとケプリシャが怒りながら攻撃して倒しに来ることを想像できると2人に伝えるとドッペルゲンガーボスはこう答える。
「安心しろ、倒されてしまっても1時間もすれば復活するようにしてある!そのためにかなりのMPを使ったがな」
「さすがだなドッペルゲンガーボス、そこまでのMPを持っているとは俺の認めた男だけの事はある」

アーチャーは想像していた、この自分たちの分身を見つけたパンドラとケプリシャが怒り狂って分身じゃない自分達を探しに鏡の森や黄昏山脈近くの森にやってくることを。
そして、見つかったらどんな目にあうかを考える事を放棄した彼は楽しそうに盛り上がる2人を置いて、持っていた弓を捨てて次元の亀裂から出て切れたタバコを買いに行くのであった。

次元の亀裂からは、楽しそうな2人の声がまだ聞こえていた。

■イベント期間

2022年10月19日(水)定期メンテナンス後~2022年11月2日(水)定期メンテナンス前

■概要

イベント期間中、イベント限定ダンジョン「ねじれたN次元」を利用できます。
「ねじれたN次元」のモンスターからは各種強化の巻物やドラゴンのダイヤモンドなどに加えて、「ケプリシャの討伐証明書」が入手できます。
「ケプリシャの討伐証明書」を集めて「ケプリシャの討伐証明箱」を製作しましょう!
10月19日(水)より開始しました、「ねじれた次元の亀裂~悪戯~」では最上級モンスターの出現する地域に新たにボスモンスターが登場します。
登場するボスモンスターを討伐すると大量の「ケプリシャの討伐証明書」が手に入りますのでこの機会に挑戦しましょう!

■イベントダンジョン「ねじれたN次元」

イベント期間中、イベント限定ダンジョン「ねじれたN次元」を利用できます。

「ねじれたN次元」のモンスターを討伐すると、イベントアイテム「ケプリシャの討伐証明書」や、各種強化の巻物などが入手できます。

「ねじれたN次元」のモンスターは、それぞれ群れを成して生息しています。
しかし、今回のモンスター達はいつもと様子が違うようで??

■ボスモンスター

イベント限定ダンジョン「ねじれたN次元」に新たにボスモンスターが追加されました。


新たに登場するボスモンスターからは大量の「ケプリシャの討伐証明書」が獲得できます。

■関連アイテム


■ケプリシャの討伐証明箱の製作


■ケプリシャの討伐証明箱詳細


■英雄級カード箱

「ケプリシャの討伐証明箱」より定められた確率で獲得できる、英雄級の各「変身カード箱」と「マジックドールカード箱」は取引所への登録が可能なアイテムです。
各「変身カード箱」と「マジックドールカード箱」を使用し該当の「変身カード」と「マジックドールカード」を入手した場合は取引所への登録が不可能になりますのでご注意ください。


注意事項

※本情報は公開時の内容をもとに作成しております。